着実に広がるSBT
企業が科学に基づく温室効果ガス削減目標(SBT : Science based target)を策定することを支援するイニシアティブであるSBTi。
2015年に取り組みが始まって以降、全世界でSBT認定を取得または2年以内に取得することを約束(コミット)した企業は急速に増えてきました。日本においても2024年3月に、認定取得・コミットした企業の数が1000社を超えました。
SBTの取得をめぐる新たな段階
SBTを取得することは、当初は環境に高い関心を持つ少数の先進的な企業の取り組みというイメージがありました。
しかし、今では事実上のグローバルスタンダードと認識され、より幅広い企業が参加する「普及期」に入ったといえます。
実際に、最近では大企業だけではなく、中小企業の参加が顕著に伸びています。
しかし普及しつつあるとは言っても、日本を代表するような大企業でもまだSBTを取得していない企業が残っています。
そこでWWFジャパンでは、日本の大企業のSBT認定取得・コミット状況の傾向を分析し、モニタリングするための調査を実施することにしました。