8月1日、国連広報センターは、メディアと共同で展開している気候キャンペーン「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」の一環で、SNSムーブメント「何もしないともっと暑くなる」を開始します。厳しい暑さに見舞われているこの夏に、SNS投稿によって広く市民に気候変動を食い止めるアクション(行動)を呼びかけ、その輪を広げることを目指します。
欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、昨年6月以降13カ月連続で月ごとの世界平均気温が観測史上最高を記録しています。そして、同機関によると、今年の7月21日には世界の平均気温が観測史上最も高くなりましたが、その記録は翌22日に塗り替えられました。また、国連の世界気象機関(WMO)は、2024年から2028年までの今後5年のうち少なくとも1年は世界の年間平均気温が1.5℃の上限を超える可能性が、80%あると見ています。昨夏の猛暑を上回る可能性もある今年、異常気象が安全な暮らしや私たちの健康を脅かしていることへの不安や懸念の声が世界各地で高まっており、日本においても広がっています。
詳細はこちら→https://www.unic.or.jp/news_press/info/50564/