ホームページ開設しました!

皆さま、お待たせしました。「SDGs Outside-in Card game」(エスディージーズアウトサイドインカードゲーム)専用のホームページを開設いたしました。

SDGsの本質理解を目的とした「2030SDGs」(一般社団法人イマココラボと株式会社プロジェクトデザインとで共同開発)、行政と市民による協働を体感できる「SDGs de 地方創生」(特定非営利活動法人イシュープラスデザインと株式会社プロジェクトデザインとで共同開発)に続く、SDGs関係の第3弾のコンテンツ「SDGsアウトサイドインカードゲーム」を皆さまにご案内いたします。こちらは、株式会社オークジャパンと株式会社プロジェクトデザインとの共同開発です。
これは、企業や起業家の方々がどうしたらSDGsの考え方を自社の様々な取組みや新事業に取入れていけるかをシミュレーションしていただくためのカードゲームです。

「SDGs アウトサイドインカードゲーム」は、2011年の「東日本大震災」をきっかけとして生まれました。(詳細はファシリテーターを目指す方々へのメッセージに記載)。1999年のダボス会議で当時の国連事務総長コフィ―・アナン氏が世界の経営者に呼びかけた「平和の維持や発展途上国への援助など、国連の日々の活動は、世界中でビジネスの機会を広げるのに役立っています。そして極めて率直に言うと、皆さん(世界の経営者)が持つノウハウや資源なしでは国連の行動目標の多くは実現が困難なのです」(オルタナ編集長・森 摂氏 意訳)にフォーカスされ、2015年9月に国連で採択されたSDGsのビジネス指南書「SDGコンパス」に記載されている公式のビジネス用語「アウトサイドイン」を採用しました。

2019年9月23日、米ニューヨークの国連本部で「気候行動サミット」が開かれました。グレテス国連事務総長は開幕式で「これは気候変動サミットではない。議論はもう十分にやってきた。今回は『行動』のサミットで、美しいスピーチではなく具体的な行動が必要だ」と強調しました。

それに先立つ21日、国連初の「若者気候サミット」で、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさんは、「全ての将来世代があなたたちを注視している。われわれを失望させることは決して許さない」と訴え、私たち大人の行動のあり方に警鐘を鳴らしました。

一方、地方新聞の読者の声欄で11歳の少年がこんな声を寄せています。「プラごみを海に捨てないで」と題して「ごみは海と川の境目にたまっています。ぼくの父は漁師です。海で働いている漁師が海にごみを捨てることはありません。海は大切な仕事場だからです。・・・プラスチックごみが海に流れていかない工夫をみんなで考え、海や川からごみがなくなってほしいです。ぼくは海が大好きなので、生き物が元気に育つ海を守っていきたいです」と。

今を生きる私たちは、SDGsが掲げる17の目標を世界で共有しており、私たちひとり一人の「行動」が求められています。

このサイトが、「SDGsアウトサイドインカードゲーム」体験会を通して、参加者がSDGsを自分ごととして行動に移す一助としていただくと共に、「ファシリテーター養成講座」の受講を経て、公認ファシリテーターとなられた皆さまが、企業や団体、そしてこれから起業を目ざす人々等に対して、SDGsが掲げる目標に取組む未来のビジネスシナリオづくりに貢献するファーストステップとされることを願っています。

運営事務局は、皆さまの伴走者として、また、ビジネスを通じて社会の課題を解決するSDGs社会起業家の一員として、体験者の声の紹介をはじめ、世界・国内のニュースやトピックス、企業のアウトサイドイン事例、社会起業家としての生き方や取り組み等、SDGsアウトサイドイン情報を発信してまいります。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

SDGsアウトサイドインカードゲーム
運営事務局員一同