【運営事務局主催/実施レポート】5月12日㈭ SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

【5.12運営事務局主催:体験ワークショップ実施レポート】
参加者の声―
「自分の目標を明確に持つことで迷いなくアクションできました」、

「まずは行動!行動に移すため対話が重要」、「アウトサイドインを体感できました」。

 

SDGsアウトサイドインビジネスゲーム
オンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。
5月の「体験ワークショップ(以下、体験WSと記載)」をオンラインで開催しました。

初めて体験される方に、公認ファシリテーター(以下、公認Frと記載)として活動されている方が加わっての開催です。
※ちなみに公認Frの方は、体験WSに無料で参加できます。
何度も体験され、より深く自分ごとにして、企業研修等に活かして頂きたいと参加をお奨めしています。

SDGsアウトサイドインビジネスゲームの目的は、SDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる視点・姿勢・行動を、体験を通じて学ぶこと。
さらに、企業として、具体的にSDGsの取り組みを始める第一歩を踏み出すきっかけとして頂くことにあります。所要時間は3時間30分です。

 

今日のメインファシリテーターは、運営本部の渡辺さんです。
はじめに「アウトサイドインビジネスゲーム」は、企業の方々に体験頂き、SDGsの考え方を自社の事業に取り入れ、事業変革を起こして頂くことを目的にしている」と、企業版であることを共有しました。

 

チェックインのあと、「SDGsの概要」、「SDGsが生まれた背景」、「SDGsは世界全体で取り組まなければならない課題」、そして、「アウトサイドインは企業に生まれた機会」であることを確認しました。

続いて、人類と地球のためのパラダイムシフトとして「アウトサイドインの新しい概念」が紹介されました。

人類は、ドーナツの食べられる部分で、「経済・社会・環境」を維持して経営を行う時代に差し掛かっている」との提唱です。

 

SDGsが提唱された2015年からを振り返っても、時代は刻々と変化しています。2020年の「COVID-19」や、気候変動により影響など課題は山積みです。企業は、これらの課題に目を向け、解決策を考え、事業を通じて解決していくことを学ぶビジネスシミュレーションなのです。

 

▪SDGsアウトサイドインビジネスゲームとは?
アウトサイドインビジネスゲームは、次の構成で成り立っています。

・新しい事業を創造し、社会に価値を産み出すために必要な考え方を、体験を通して学ぶことを目的としたビジネスシミュレーションである。
・社会で起きている課題に対して目を向け、解決策を考え、事業を通じて実現していくゲームである。
・参加者はある特定の事業に取り組む会社の一員という設定でゲームに取り組み、事業を創造して会社を育てていく。

このことを、一人ひとりがしっかりとインプットしていよいよゲーム開始です!

▪ビジネスゲームのゴールの設定
画面の基本構成、ゲームの流れ、ゲームの基本概念について学んだあと、各チーム(=各社)ごとにゴールの設定を行いました。
「どんなことを大切にして事業に取り組みますか?資産目標、設立事業数目標はいくらに設定しますか?」の問いに答えを出すことからスタートです。
チャットで各チームから次々に表明が上がって来ました。
そのうちの1社を紹介しましょう。

・社会に生かされた経営、安心・安全な物流、環境配慮型/資産目標中間25億円・最終40億円/設立事業数4事業

▪2回の決算を経ての結果は次の通りとなりました!

▪振り返り・ゲームを終えての率直な感想
ゲームを終えて振り返りの時間です。渡辺さんから「ゲームを終えて感じている率直な感想や気づいたことをチームメンバーと自由にシェアしてください。さらに最も優れていたと思うチームを理由と共にお話ください。」と投げかけがあり、意見交換しました。
皆さんからのご意見

・時間がアッという間で、じっくり考えることができなかった。・・・手をこまねいていても変化は起きないので、事業チャレンジは積極的に行いました。
・SDGsで経営は難しいと思う反面、話し合うことでアイディアや創造が生まれていくと思いました。
・優れていたチームは、もちろん自分たちのチーム。交渉上手で資金を確保することができました。
・新技術の創出と研究で事業ができると思ったができなかった。まさにインサイドアウト、プロダクトアウト。アウトサイドインを体験できた気がします。
・事業創造にはコストがかかると分かっていたが、体験として理解することができた。
・良かったチームはOOチーム。コツコツ頑張っていたので。
・自分の手札だけでなく、交渉することで17のパートナーシップを学ぶことができた。
一番の気づきは?
・他者との共同で生まれるシナジー効果を軽視してはいけない。ふだんの業務分担や同僚同士の助け合いにも意識していきたい。
・行動の重要性!失敗もあるが、やってみない事にはわからない。結果、持続可能になる。
・まずは行動!行動に移すための対話の重要性。
・自分の目標や行動指針を明確に持つことで、迷いなくアクションができるので、最初に目標を定めることが大事だと思いました。
・「何かしたいけどどうしたらいいんだろう」などと近くの人と話すだけでも変化が起きるのではないかと感じた。自分だけがではなく、この主張は相手にとってどんな意味がある結果があるかなと考えることも最初の一歩になりそうです。

 

今回もそれぞれの深い気づきを、シェアさせて頂きました。感動です!

ゲームで起きたことは現実でも起きる

渡辺さんから次のような振り返りが行われました。
「ゲームで起きたことは現実でも起きる」、「自分のほっとけないを見つけること。Willをもって社会課題に目を向けること。」、「SDGs×ビジネス新規事業を始めるヒントを見出す」など重要なポイントです。

▪主宰者あいさつーアウトサイドインシリーズ、今後の開発について
主宰者である葉坂さんから、「私たちはパラダイムシフトの真っただ中にいます。『エンターティメント・エデュケーション』をコンセプトに、『アウトサイドインシリーズ』を構築していきます。アウトサイドインビジネスゲームに続く第2弾は、10月にローンチの予定です。」とのメッセージがありました。

5月受講の皆さま、お疲れさまでした!

この4月27日にリリースされた電通による「第5回SDGsに関する意識調査」で、「自社のSDGsに関する取り組みの認知」は、「内容まで知っている」が14.1%、「内容はわからないが聞いたこと、見たことがある」が19.6%という結果でした。

アウトサイドインとは

自社のSDGsの取り組みを社内に周知する、または関心を促すきっかけとしてもアウトサイドインビジネスゲームの活用は有効であると思います。
是非、ご検討ください。

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