【公認ファシリテーター養成講座/実施レポート】 3月17日㈭・18日㈮開催 SDGsアウトサイドインビジネスゲーム「公認ファシリテーター養成講座」を実施しました!

【公認ファシリテーター養成講座/実施レポート】
3月17日㈭・18日㈮開催
SDGsアウトサイドインビジネスゲーム「公認ファシリテーター養成講座」を実施しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。
3月の公認ファシリテーター養成講座(※以下、養成講座と呼ぶ)を開催しました。
受講者は「ライトコース」1名、「スタンダードコース」1名の合計2名様でした。
お2人と運営本部から4名、研究生1名の、計7名でスタートしました。

「ライトコース」は、カードゲーム編で、制作背景・ビジネスゲーム実施の効果からファシリテーターの心構え、ルール説明・カードさばきを学ぶ、振り返りの演習など、全13プログラムを1日で学ぶコースです。言わば、アウトサイドインビジネスゲームの使い方を学んで頂く1日です。

「スタンダードコース」は、ライトコースのプログラムに加え、ビジネスゲームからビジネスをより深く理解する、SDGsを企業に導入する方法、SDGsアウトサイドインの本質を考えるなどを修得する2日間コースです。

今回の養成講座は、多くの「対話」による安定した実施内容となりました。お2人とも本ビジネスゲーム活用の目的が明確で、プログラムをどんどん吸収されたとの印象です。

この養成講座を受講することで、『SDGs公認ファシリテーター』に認定され、公認ファシリテーターとしてそれぞれの文脈でビジネスゲームを開催ができるようになります。

2日間に交わされた「対話」から、養成講座の雰囲気を感じ取ってください

受講を決めた理由は「SDGsアウトサイドイン」のフレーズがわかり易いこと。
今回の参加者は日常で経営幹部育成研修や新事業開発に取り組んでおられるお2人です。

・「SDGsアウトサイドイン」というフレーズがわかりやすい。この考え方を学んで活かしたい。
・SDGsの取り組みを社内外や、クライアントの相談に対して、理解の入り口として活かしたい。

本講座主宰あいさつ‐20人に1人、答えに窮する質問をする人がいるかもしれない。それに応えることができるよう学びましょう。
当然のことですが、主宰者あいさつの内容は毎回異なります。

SDGsアウトサイドインビジネスゲームは戦術。人生100年であれば、自分の思考は最高100年で考えよう。同様にSDGsは頂点ではなく、通過点である。一緒に勉強しましょう!とスタートしました。

「ライトコース」のメインプログラムは、本ビジネスゲームの活用方法。

制作背景・ビジネスゲームの効果、ファシリテーターの心構え、ファシリテーターができること、
カード準備と配布、オンライン版利用案内、ルール説明、カードさばき、実施する意義、
ゲーム型研修が効果的なのはなぜか、問題はどうあれば解決されるか、チェックインはなぜ必要かなどのプログラム内容です。

「どんな場面で本ゲームを活用したいか」に対するご意見

・研修プログラムの前半に組み込んでマインドセットするために使いたい。
・「振り返り」で、お客様を利益をもたらす相手というだけでなく、もっと上の視点から、

また、大きな領域から捉えることでお客様が創造されることを学んで頂ける。

・事業化していくところがゲームの中にしっかり入っているので、これを活かしたい。
・提供することで違う気づき、新しい気づきを引き出せそうに思う。
・お客様はSDGsについて知りたいという段階から、具体的な活動をつくっていきたいが本当にできるのか、
そもそも企業活動に入れることに意味があるのかどうかなど様々。

 それらのシーンで活用していきたい。
・社会課題を読まないと事業創造ができないと感じた。これをゲームで体感できるのはとてもよい。

ファシリテーターの心構え‐快(≒安全・安心)」の提供。
ファシリテーターの心構えに『参加者に「快」の状況をつくる』という要件がありますが、日常の活動で配慮をしていることを共有しました。

・話して頂いた人に冒頭に「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えている。
・発言者の気持ちを感じ取って、内容を反復して受け止めている。
すごくシンプルだけれども、難しい。
・ワークショップを主催する機会が多いが、教える部分とみんなでつくる部分のバランスに配慮している。
・発言頂いたことを、すべてホワイトボードに残し、参加して頂いてありがとうとの気持ちを伝えている。

その他、「ファシリテーターの立ち位置をどこに置いているか」や、運営本部に最近あった問合せを事例に、
それにどう応えるかといった『対話』を展開しました。
本ゲームファシリテーションのコンセプトは「30秒のファシリテーション」。
「30秒のファシリテーション」は、SDGsアウトサイドインビジネスゲームファシリテーションの要諦です。受講した方だけが得られる学びです。

認定証授与
修了者へ認定証がお渡しされて「ライトコース」が終了しました。
今後の活躍をお祈りいたします。お疲れさまでした!

<スタンダードコース・2日目スタート>
2日目の受講はお1人で、個人レッスン状態ですが、運営本部メンバー4名と研究生1名
の計6名でスタートしました。

チェックイン
チェックインでは6名全員で1日目の感想と期待を共有しました。受講者の方の声を紹
介しましょう。

「ビジネスゲームに込めた思いや情熱を感じ、自分もその1人になれたらと思いました。
今日の内容はSDGsの核心にふれる部分だと思うので、とても期待しています。
企業人の教育に関わる立場として会社の中でも、社会の中でも活かしていきたいと思います」

はじめに、運営本部作製による「SDGsクイズ」や「SDGs&ESG年表」、「脱炭素年表」
等の紹介から、教材としての活用法や出来事の背景を探究しながら思考を深めていきまし
た。


さらに、SDGsはなぜ企業にとって重要か、SDG Compassの活用法、アウトサイドインの本質を学ぶ、
5つのゴール設定と各ゴールの違い、アウトサイドインビジネスゲームに込めた思い、46冊の推薦図書から本質を学ぶ、
「20人に1人」の問いに応える自分になる、本部体験会の声を題材に問いを立てるトレーニング、等など充実した時間を経て、
「すばらしい出会いをありがとうございました」との感想を頂戴して認定証授与に至りました。
本当にお疲れさまでした!私たちにとってもすばらしい出会いとなりました。

一層のご活躍をお祈りします。
ありがとうございました!!

■今後の「体験会」・「養成講座」の開催はコチラから確認いただけます。
公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/