【運営事務局主催/実施レポート】 3月3日㈭SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版 「体験ワークショップ」開催しました!

【運営事務局主催/実施レポート】
3月3日㈭SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版「体験ワークショップ」開催しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。

3月3日に開催した「体験ワークショップ(以下体験WSと記載)」の報告をいたします。
開催時間は、13:30~16:30の3時間で、12名のご参加でした。

今回の実施レポートは、「参加者の声」を中心に紹介しますので、ぜひ「声々」に耳を傾けてください。

SDGsアウトサイドインビジネスゲームの目的は、SDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる視点・姿勢・行動を、体験を通じて学ぶこと。
さらに企業として、社員一人ひとりとして具体的にSDGsの取り組みを始める第一歩を踏み出すことにあります。所要時間は3時間、一層参加しやすくなりました。

▪メインファシリテーターは運営本部の渡辺 徹さんです。

今回は1チーム2人の6チームで開催でした。

▪チームごとにチェックイン
その後、チャットで全員で共有。

・意外と業界が近しい方でビックリしました。(世間狭しですね)
・新鮮な気持ちです。
・どんなゲームか楽しみです!
・ゲーム参加は2回目です。
・SDGsを社内浸透したいという気持ちで頑張ります!
・ゲーム体験と振り返りをセットで楽しみにしています。
・最近このゲームをしていないので楽しみです。
・今日のゲームがより楽しみになりました。
・同じチームの方と、脱炭素・プラスチックで今、重要な部分で共通部分がありました。

▪企業向けに開発された本ゲームの目的を再度確認
目的/SDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる社会課題解決の視点・姿勢・行動を疑似体験を通じて学び、企業として具体的にSDGsアウトサイドインの取り組みを始める第一歩を踏み出すきっかけとして頂く。

▪アウトサイドインの新しい概念
(人類と地球のためのパラダイムシフト)
2015年にSDGsが提唱されて5年が経ち、SDGsに対する認識もどんどん変化している
と感じます。
なかでも世界共通の差し迫った課題として気候変動が引き起こす事象をはじめ、関連する
課題が明らかになりました。企業に求められる取り組みも一層具体的、かつ明確になり、
世界的にみると、これを解決することを目的とした新しい事業やサービスがどんどん生ま
れています。
私たちは『ドーナツ経済学が世界を救う』が発表した概念と、「プラネタリーバウンダリ
ー」(地球の限界)の考えに共感し、超えてはいけない環境的な上限Outsideと、誰一人と
して不足してはならない社会的な土台を図示化し、提案しています。

▪SDGsアウトサイドインビジネスゲームの要諦は次の3項目です。
1) 新たな事業を創造し、社会に価値を産み出すために必要な考え方(=アウトサイドイン)を疑似体験を通じて学ぶことを目的としたビジネスシミュレーションである。
2) 社会で起きている課題に目を向け、解決策を考え、事業を通じて存在意義・経営理念・事業方針などを実現していくゲームである。
3) 参加者は、ある特定の事業に取り組む会社の一人という設定でゲームに取り組み、事業を創造することで持続可能な会社を育てる。
企業の構成員一人ひとりが持続可能な会社をつくっていくことが大きな学びです。

▪ビジネスゲームのゴールの設定
ゲーム実施の当面の目標は次の通りです。
1)手元にある資源(モノやノウハウ、お金)を使って、SDGsに叶った新事業を創造・拡大する。
2)事業活動を通して社会課題を解決しながら、同時に、持続可能な利益を継続する道筋を2回の決算で見出す。
ゲーム開始に当たり、各チーム(会社)ごとに理念・事業方針、資産目標、目標事業数を立てて頂き、行動を開始!

各チームから、理念や事業方針、資産目標、目標事業数が上がって来ました。
いくつか紹介しましょう。

・資産目標:中間決算25億円、最終決算40億円
 CO2排出量30%カット、輸送方法の最適化で人件費削減
・理念:社会全体をより良く、安心安全に暮らせる世界を実現。
 事業方針:他社との連携、パートナーシップを図り、社会全体につなげる。
・行動指針:パートナー企業とともに豊かな社会を実現するために新ビジネスを創造する。
 目標20億円、5事業以上。
・理念:クリーンなエネルギーを拡大して快適な暮らしや社会を支える。

皆さん、あっという間にチャットで紹介してくれました。素晴らしいですね!

▪最終決算

▪「どのチームが良かったと思いますか」と意見交換
次のような楽しい意見が交わされました。

・OOOさん、お金を気持ちよく貸してくださいました。ありがとうございました。
・OOOさん、事業創出が的確で素晴らしかったと思います。
・OOさんは安定成長と事業数の多さが素晴らしいと思いました。
・後半戦、社会課題カードの「森林」についての課題に着目して、エネルギーのアセットカードを交渉の上取得し、事業創出に成功したことが、読み通りで良かったです。
・私たちが破産しそうなとき、「なんとか助けなくちゃ」とおっしゃってくださいました。本当にありがたいと思いましたし、必ず社会課題を解決して利益を上げて恩返しをしようと思えました。

 

▪振り返り:このワークショップで得られた一番の気づきは何でしたか?
振り返りでは、渡辺さんからの「このワークショップで得られた一番の気づきは何でしたか?」との問いに次のような気づきが共有されました。

・OOさんは事業が被るリスクを考えてゲームを進めていて、プレイングが素晴らしかったと思います。
・カードのレンタルを提案された。自分は交換・金銭取引しか考えていなかったので、そういった手もあるんだと感じた。(現実も同様)
・自分一人の力より、皆さんと話し合いながら、物事を進めていくことが良い結果(悪い結果だとしても学びの共有)につながると改めて感じた。
・社会課題起点でのビジネス創出は自社だけでは成立させることが難しいなあ、と改めて感じました。
・会社の業務の中で、自分が取り組みたいSDGsのテーマを関連付け、位置づけることができれば素晴らしいことです。
・交渉事では、短時間のため、双方にメリットがある提案をわかりやすく提示することが大事だと改めて気づけた。
・世界を分断させず、一つの固まりとしてとらえることで、可能性が広がると感じました。自分の外の世界とコミュニケーションをとろうとする姿勢、相手に何をGIVEできるのかという姿勢を大切にしていきたいと思います。

 

アウトサイドインビジネスゲームの「体験ワークショップ」を通して得られた貴重な気づき。
すばらしいですね!

▪最後に、「新事業創造」、「個人がSDGsを始めるきっかけを作る」で締めくくりました。

・自分の“ほっとけない”を見つけること。
・Willをもって“社会課題”に目を向けること。
・皆さんがゲームの中に見つけた“ほっとけない”は何でしたか?

 

3月受講の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

■今後の「体験会」・「養成講座」の開催はコチラからどうぞ。
公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/
体験会・養成講座専用ホームページ/https://next.outside-in.jp/