【運営事務局主催/実施レポート】2月3日㈭、SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

【運営事務局主催/実施レポート】2月3日㈭、SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。

2月3日㈭午後1時30分からSDGsアウトサイドイン「体験ワークショップ」を開催しました。受講者は13名様で、すでに公認ファシリテーターとして活動をされている方も参加されました!

※公認ファシリテーターと認定された方は、何度でもこの体験ワークショップ(以下、WSと記載)参加できるのがこのWSのメリットです。
本日の運営本部ファシリテーターは橋本さんです。

1日の流れの説明のあと、「自己紹介」。次のようなコメントが紹介されました。

・中小企業のコンサルに活かしたい。
・このあと養成講座受講の予定です。SDGsの考えを広げれる一助になりたい。
・公認ファシリテーターになりました。自分でゲーム開催を前提に参加しました。
・アウトサイドインの考え方に触れたかった。
・楽しいといいな。

 

SDGsアウトサイドインビジネスゲームは、SDGsを理解した後、「企業が次の一歩を踏み出すために何を行えばよいか」という課題に対して向き合うもので、企業の方々に体験頂き、SDGsの考え方を自社の事業に取り入れ、事業変革を起こしていく第一歩として頂くことを目的としています。所要時間は3時間余で、カードゲーム体験を通して「SDGsを企業に導入すること」の入り口を学ぶことができます。

体験ワークショップは毎月1回開催していますが、回を重ねるごとに、確実に企業への導入が進んでいることが伺えます。推進を担う方々が、アウトサイドイン・アプローチを学びながら推進しておられるようです。
SDG Compassに示されている、導入・浸透・定着へと確実に進んでいるようです。

プログラムは次の通りです。

・SDGsアウトサイドインの概念理解
・ゲームの操作確認
・ルール説明
・ゲーム実施(前半・後半)
・振り返り

 

WSの目的を共有し、「SDGsとは」、「SDGsが生まれた背景」、「ビジネスセクターの役割」パラダイムシフト」の導入のあと、SDGsの新しい概念の提示がなされ、「チームごとのゴールの設定」を経て、いよいよゲーム開始です!

「SDGsが生まれた背景」で、国連事務総長をつとめたコフィー・アナンさんの言葉、「世
界の経営者たちが持つノウハウや資源なしでは国連の行動目標の多くは実現が困難なので
す」を紹介していますが、このような思想のもと、「SDGsアウトサイドインビジネスゲー
ム」は作られているのです。

「チームごとのゴールの設定」では、5チームそれぞれ発表していただきました。
理念、売上げ目標、設立事業数など、それぞれ独自のゴールが披露されました。

▪ゴールの設定・カードゲーム開始!
「調査・検討タイム➜行動タイム➜決算」を1クールとして、前半、後半の2回にわたって行いました。

▪結果発表!(前半・後半)

▪振り返り
同じような状況でスタートした各社ですが、振り返ってみると大きな違いが生じています。現実社会でも、気づかないうちに大きな差が生まれたということはよくあります。
なぜこのような違いが生まれたのか、各自+各チームの違いを観察し、未来につながる洞察を得ていきましょう。

 

・社会課題の取り組みが事業につながる可能性を感じられました。
・システムがとてもよくできており、楽しく学ぶことができました。
・オンラインのやりにくさとメリットをあらためて実感しました。自分が演じる会社の役割を演じきれなかった。
・自社にとらわれすぎた反省があります。
・ホロン経営を目指しましたが、改善点だらけでした。でも2回目の行動ターンで、皆さんが交渉に来ていただけるようになって循環を感じれるようになり、いい世界感になったと思います。
・他社とのパートナーシップを考えるときは自社の利益だけでなく、他社の利益まで考慮できるともっといい取引ができるのかも。
・社会課題を知らないと必要なアセット、ソリューションが探せない。自社の既存事業にとらわれてイノベーションが起こらないと感じた。

 

次に、一番良いなと思ったチームとその理由を共有しました。
「資金ゼロという地獄から這い上がったチームに一票」といったユニークな意見も!

そして「ご自身がこのWSで得られた一番の気づきは何でしょうか」ではさらにイキイ
キとした発表がなされました。

・会社として何ができるかだけでなく、自分が何をしたいかを明確にして取り組むことが大切。
・結果の質にこだわるために過程の質や関係の質などで私のできることはわずかだが、皆でやることができれば実現不可能ではないと信じたい。
・失敗を恐れず、自らが思いをもって主体的に動くこと。
・自社だけでなく、多くの企業、自治体などを巻き込み連携することで、社会門ぢ亜の解決につながることに気づけました。

 

▪アウトサイドインの新しい概念
最後に橋本さんから、「個人がSDGsを始めるきっかけを作る」、「新たな社会ニーズを見つける」、「自分のWillを見つめなおし、ほっとけない社会課題を見つけることで、一歩、二歩と自分が行動を起こすきっかけとなる」との総括がありました。

・運営本部の考える「人類と地球のためのパラダイムシフト」の姿を再度共有しました。
・さらに社内におけるSDGsの意識を革新する要点、新事業創造の要点、強制発想マトリックスなどが示されました。
▪最後に、ゲームのその先へ 企業がSDGsを導入するために

アウトサイドイン・アプローチのキーワードが紹介されました。

2月の体験WS受講の皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
また、参加者から、こんな感動の言葉が頂ける体験WSに、皆さまもぜひご参加ください!

■今後の「体験会」・「養成講座」の開催はコチラからどうぞ。
公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/
体験会・養成講座専用ホームページ/https://next.outside-in.jp/