【運営事務局主催/実施レポート】2022年1月27日㈭・28日㈮「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」公認ファシリテーター養成講座を開催しました!

【運営事務局主催/実施レポート】2022年1月27日㈭・28日㈮「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」公認ファシリテーター養成講座を開催しました!

「1日コース」3名様、「2日コース」5名様の公認ファシリテーターが誕生しました。

2022年最初の「公認ファシリテーター養成講座」を、8名様の参加のもと開催しました!
「1日コース」、「2日コース」とも公認ファシリテーター(以下、Frと記載)として認定さ
れますが、プログラムの違いを下記に紹介します。

■1日コース=カードゲーム編 ライトコース
■2日コース=ビジネスゲーム編 スタンダードコース

公認Fr養成講座は、企業に生まれた機会であるOutside-inの考えのもと、SDGsを企業
の「経営への統合」をファシリテーターとして担うための学びです。

「1日コース」は、「カードゲーム」の使い方やルール説明が主なプログラムで、「2日コース」は、SDGsの本質とは何かを大テーマとして、加えてカードゲームの活かし方や、様々な「振り返り」のパターンの検討や、様々な演習に取り組むことで自分らしさを活かしたファシリテーター像を描いていくプログラム構成です。

参加者の自己紹介のあと、ゲームの開発者で運営主宰の葉坂さんから「公認Frは勉強して実践していくSDGsリーダーです」、「今、SDGsを企業に導入・浸透・定着して世の中を変えるところに来ていると感じています」「ポイントは振り返りです。SDGsとは何か。その先にある本質を勉強し、行動し、導くリーダーの輪を広げていきましょう」、「何度でも受講して頂いてOKです。私たちもバージョンアップしていきます。一緒に勉強していきましょう!」等のあいさつでスタートしました!

▪1日目「SDGs Outside-inカードゲーム編 ライトコース」
このゲームの狙いや位置づけに次いで、「実施する意義」では、「参加者の声」及び「実施する意義」が紹介されました。いくつか紹介しましょう。
<参加者の声>

・「顧客起点」ではなく「社会的課題起点」ということをイメージできた。
・自分たちの強みや弱みを考え、社会課題を解決するために何をするかを考えることができた。
・自分ごと、自分の会社ごとという視点が腑に落ちた。
<実施する意義>
・新たなマーケットを開拓するには、SDGsの視点で社会課題を分析する必要があると納得できる。
・自社の強みと他社の強みとの相乗効果が重要だと体感できる。
・新規事業を創出するための連携のベースに、個人の内発的動機付けがあると気づくことができる。

 

チャットで寄せられた皆さんの声をいくつか紹介しましょう。

・参加者の置かれている状況で、視点が変わってくるんだなと感じます。
・SDGsとビジネスが遠いイメージだったが、グッと近くなった印象です。
・社会課題起点で、事業創出する第一歩となると感じた。
・表面的ではなく、本質的にSDGsの理解・浸透を深め、実践につなげるために、アウトサイドインをどう伝えるか難しいなあと感じました。
・自社のリソースを社会貢献活動に活かすイメージが湧いた。 

 

次いで、「なぜゲーム型の研修が効果的なのか」、「ファシリテーターとは何か」、「参加者の何を促進するのか」、「産み出したいものは何か」、「問題はどうあれば解決されるのか」、「結果の質を上げていくには関係の質にアプローチしていくことが重要」等に切り込んでいきました。
さらに、「意見が出ない原因」、「チェックインの効果」についても確認しました。
すべてに意味があり、すべてが重要です。
皆さんからチャットに上げられる声々からは貴重な学びの様子が伺えます。

そして「SDGsアウトサイドインとは」、「SDGsはなぜ生まれたか」、「アウトサイドインは企業に生まれた機会」であることを確認し、「アウトサイドインの新しい概念」(=人類と地球のためのパラダイムシフト)の図が提案されました。

ドーナツ経済学が世界を救う(ケイト・ラワーズ著:2018年刊)に共感して作成した概念図です。

午後は、カードゲームのルール説明やカードさばきの学び、「振り返りのポイント」について学びました。
「学びの最大化のために」では、ゲームでは成功体験からのほうが、失敗体験よりも学びや気づきが大きくなるなど、確認しました。

皆さんからチャットで次の意見が共有されました。

・ファシリテーターの力量が問われるポイントですね。
 オリジナリティが出せる一番のポイントかもしれません。実際の参加者との対話が楽しみです。
・自分が体験会に参加したときに振り返りの時間が大事だと感じていました。ぜひ、じっくりと振り返りの時間をとってお伝えしたい。
・カードゲームはあくまでもツールとして、最終的に参加者に何を伝えたいのか、何を残したいのかを決めて振り返りを構成することが大切だと思いました。

 

1日目の最後のプログラムは「ワークショップのアイディア」及び「強制発想マトリクスの紹介」。
2チームに分かれて取り組み、発表。
「1日コース」受講の皆さんの認定式を行って終了しました。
皆さん、充実のひと時の共有、ありがとうございました!

▪「SDGs Outside-inカードゲーム編 スタンダードコース」2日目 5名様の参加で開始!
2日目のプログラムは、「スタンダードコース」受講の皆さんとの学びの時間です。
大テーマは「SDGsアウトサイドインの本質を考える」で、主宰の葉坂さんから「5つのゴール設定」の提示、プログラムの最後に皆さんから発表頂く「事例研究・テーマ」が提示されました。
さらに「30秒のファシリテーション」等を通して「現象から本質を理解しよう」、「原因と結果の法則。行動しよう」、「SDGsを伝える人間として、一人ひとりの生き方が問われている」ことをテーマに探究の時間を持ちました。

そして本部ファシリテーターの渡辺さんによる「問いを立てる」の時間では、「どんな問いをしますか?」に対して発表して頂きました。

・喜びを感じた瞬間はどんな時ですか。それはなぜだと思いますか。
・今日新たに感じたこと。また今日から取り組めることがあれば教えてください。
・あなたの一番のアセットは何ですか。そのアセットと組み合わせたら面白いことができそうな人として誰ば思い浮かびますか。

力を与える問いと力を奪う問いがあることの理解も重要です。
それぞれの「課題発表」を終えて、いよいよ最後のプログラムです。
「講義を受けての感想」、「企業浸透について思うこと」、「本ゲームの活用」について、
共有しました。
皆さんからの声々をいくつか紹介します。

・様々な方と出会い、お話を聞くことで、ファシリテーターとしての質が上がると思いました。
・4月に新入社員教育のプログラムの1つとして実施予定です。
・大事なのは個のWillからスタートすること。そのためにもどの階層でも個の体験、気づき・学びを言葉にして共有すること、そこからチーム・組織として、どう合意したか共通の目的を見出すことができるかがスタートだと考えています。

 

とても充実した熱気のあふれる2日間となりました。
皆さま、お疲れさまでした!ありがとうございました。!!

認定式写真を入れる。

次回養成講座開催は、2月17日㈭・18日㈮です。

■今後の「体験会」・「養成講座」の開催はコチラからどうぞ。

公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/
体験会・養成講座専用ホームページ/https://next.outside-in.jp/

以上