【運営事務局主催/実施レポート】1月12日㈬、SDGsアウトサイドインビジネスゲームオンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。
今年はじめての「体験ワークショップ」を1月12日に開催しました。
受講者は8名様で、うち1名様が公認ファシリテーターの方の参加です。
(※公認ファシリテーターに認定された方は、無料で何度でも運営本部主催の「体験ワークショップ」に参加頂けます。トレーニングを重ね、SDGsアウトサイドインビジネスゲームを使いこなして頂くことが目的です。)
SDGsアウトサイドインビジネスゲームは、SDGsを理解した後、「企業が次の一歩を踏み出すために何を行えばよいか」という課題に対して向き合うもので、SDGsの考え方を自社の事業に取り入れ、事業変革を起こしていく第一歩として頂くことを目的としています。
所要時間は今回から3時間で計画しており、カードゲーム体験を通して「SDGsを企業に導入すること」の入り口を体感して頂きました。

▪メインファシリテーターは運営本部の渡辺徹さんです。


▪自己紹介は、チームごとにやっていただき、チャットで共有頂きました。

・SDGs、脱炭素に興味があり、参加しました。
・チームメンバーと志が似ていました。
・SDGsについて理解を深めたいと思い参加しました。
 などの声が寄せられました。 

 

<目的>
▪体験ワークショップの目的はSDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる視点・姿勢・行動を、カードゲームの模擬体験で学ぶこと。

本ゲームは、企業向けに開発されたビジネスゲームで、社会課題解決の視点・姿勢・行動を疑似体験を通じて学び、企業として具体的にSDGsアウトサイドインの取り組みを始める第一歩を踏み出すきっかけとして頂くことを確認しました。

<SDGsが生まれた背景・アウトサイドインは企業の生まれた機会>
▪SDGs17のゴールと169のターゲットと、SDGsが生まれた背景、パラダイムシフト

ここでは、SDGsの概要、SDGsはどのような背景で生まれたか、知っておくべき指標などを確認しました。

・ヒト活動の増加、地球の限界、エコロジカル・フットプリントなどがそれにあたります。
 そして人類が直面している解決困難な問題に対して私たちはどのように取り組めばよいか。解決のヒントとしてビジネスセクターの役割に指針を与えたのが国連事務総長だったコフィ・アナンさんによる、「世界の経営者たちが持つノウハウや資源なしでは国連の行動目標の多くは実現が困難なのです」との呼びかけです。(1999年国連と民間企業の「グローバルコンパクト」を提唱。2000年10月ダボス会議で「国連グローバルコンパクト」を発表。)
・世界の経営者たち、すなわち力や知恵、ノウハウのある経営者たちに地球を守る、平等や平和を守る活動に参画してもらってはじめて持続可能な世界ができると呼びかけています。

 

▪「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」はこのような思想のもとで作られています。
アウトサイドインは企業の生まれた機会であることを確認しました。
また、アウトサイドインは「SDG Compass」に記されている公式用語であることも大切なポイントです。

<人類と地球のためのパラダイムシフト>
▪さらに、アウトサイドインの新しい概念として人類と地球のためのパラダイムシフトの図を共有しました。

<ツールの使い方、ゲームの基本概念の説明、ゲームのゴール設定>
▪チーム選択、画面の基本構成、ゲームの流れをゲームの操作確認に次いで、ルール説明 の後、各チームごとに具体的なゴールの設定を行い、いよいよゲーム開始です。

<ゲーム開始・結果発表>
▪結果発表!(前半・後半)
同じような状況でスタートしましたが、振り返ってみると大きな違いが生じています。
なぜこのような違いが生まれたのでしょうか。
これを観察し、洞察を行うことが、次のプログラム、「振り返り」の時間です。

<振り返り>
振り返りでは、「2つの問い」が示され、次のような気づきや感想が寄せられました。

 

・概念的な理念を設定したせいか、選択と集中がしにくく、紐づけが難しかった。
・課題まで考える余裕がなかった。SDGsの意味や意義まで深く考えることはできなかった。
・たくさん失敗したが、たくさんチャレンジもできた。チャレンジが多くて楽しい会社だった。
・他チームと協力し合うことができてうれしかった。
・カード内容の読み込みが不足だったかな。
・アセットとソリューションの明確な役割分けがわかりづらかった。

 

<今日一番の気づきは?>

・アセットとソリューションで多様な解決方法がある。
・改めてビジネスは難しい。コミュニケーションが大事だ。
・人や他社との連携が必要だと思った。
・自分お手持ち札だけでなく、全体でみるとイノベーションが生まれやすい。
・制約があるなか、不完全な中で決断し、実行しなければならない。
・協力体制を作ることが重要であると感じた。現実にSDGs対応も一人ではなかなか進めにくい部分があると思う。

 

「体験ワークショップ」は、何度でも受講いただけます。
SDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる視点・姿勢・行動をカードゲー
ㇺの模擬体験を通して学び、自分のものにしてはいかがでしょうか。
ご参加、何度でも大歓迎です!

2022年1月受講の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

■今後の「体験会」・「養成講座」の開催はコチラからどうぞ。
公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/
体験会・養成講座専用ホームページ/https://next.outside-in.jp/