【運営事務局主催/実施レポート】9月3日㈮「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」オンライン版体験会を開催しました!

【運営事務局主催/実施レポート】
9月3日㈮「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」オンライン版「体験ワークショップ」を開催しました!

皆さん、こんにちは!
SDGsアウトサイドイン運営事務局です。

9月実施の「体験ワークショップ」開催の様子をレポートします。

公認ファシリテーターの4名の方を含め、13名の皆さまの参加でスタートしました。
回を重ねるごとに進化し、バージョンアップしている体験ワークショップを、初めて参加される方も、すでに活躍されている方もともに考え、気づき、話し合い、分かち合ってビジネスの現場で活かしていただきたいと思います。

▪メインファシリテーターは運営本部の渡辺 徹さん。チェックインから始まりました。
運営責任者の葉坂さんからの「あいさつ」のあと、5社に分かれて社内チェックイン。その後、メインに戻り興味あるSDGsゴールや本日の目的や期待等、チャットに上げていただきました。

・チームメンバーとともに楽しく学びます!
・オンライン版は初めてなので、どんなものか把握したくて参加しました。
・8月にリニュアルしたというオンライン版を目いっぱい楽しんで、今後につなげられるようにしたいと思います。
・初めて参加します。多分一番若い気がするので盛り上げていきます。
・学んだことを自社に広げていきます。
・カードゲーム自体初めてなので、いろいろ教えてください。
・SDGsについて、人に説明できるきっかけをつくりたい。

 

▪SDGsアウトサイドインの目的・SDGsが生まれた背景等 説明
カードゲーム体験の前に、本ゲームの概要の説明がありました。

・体験頂き、SDGsの考え方を自社の事業に取り入れ、事業変革を起こしていく第一歩として頂くことを目的としています。
・具体的には、➀「SDGsの考えを事業活動に取り入れるにあたって必要となる視点・姿勢を体験を通して学ぶ。②企業として具体的にSDGsの取り組みを始める第一歩を踏み出す。
・気軽にリラックスしてゲームを楽しむ、そんなスタンスで参加して頂くことが、学び・気づきを最大化することにつながります。
・SDGsが生まれた背景について、「エコロジカル・フットプリント」、「地球の限界」、「成長の限界」、「パラダイムシフト」が求めあれていることについて説明があり、解決のヒントとして、コフィー・アナンさんによる「ビジネスセクターの役割」について、次の説明がありました。
『世界の経営者たちが持つノウハウや資源なしでは国連の行動目標の多くは実現が困難なのです」とビジネスセクターに呼び掛けています。(1999年国連と民間企業の「グローバルコンパクト」を提唱。2000年10月ダボス会議で「国連グローバルコンパクト」を発表。)
・世界の経営者たち、すなわち力や知恵、ノウハウのある経営者たちに地球を守る、平等や平和を守る活動に参画してもらってはじめて持続可能な世界ができると呼びかけているのです。

▪SDGsアウトサイドイン・ビジネスゲームとは
➀新たな事業を創造し、社会に価値を産み出すために必要な考え方=アウトサイドインを体験を通じて学ぶビジネスシミュレーションであること
②社会に起きている課題に目を向け、解決策を考え、事業を通じて存在意義・経営理念・事業方針などを実現していくゲームであること
この②の考えを新しく付加し、ビジネスゲームにより厚みと深みを与えた展開となって
います。

▪ゴールの設定、ゲームの基本概念・5つのゴールの設定、カードゲーム開始!
いよいよカードゲーム体験です。
開始にあたり、理念・事業方針、資産目標、目標事業数を設定してスタートしました。8月に次いで2回目となります。
「各社はどんなことを大切にして事業に取り組みますか?」の問いかけに、方針や部門計画、スローガン、資産目標、事業数目標が寄せられました。

・チーム分け、画面の基本構成、ゲームの流れ、行動・交渉などの説明のあと、ゲーム開始。

▪結果発表!

▪振り返り
振り返りでは、2つの問いが提示され、次のような気づきが共有されました。
1つめの問い
「ゲームを終えて感じている感想や気づいたこと、印象に残ったことは何でしょうか」

・目標設定をそこまで高くしなかったことで余裕ができ、無理をしない経営ができました。
 最後に1億円を寄付できました!
・人に説明できるようになりたいという自身の目標は達成できました。
 ゲームについては勉強不足と内容の把握にとまどい売り上げ目標にだけとらわれ、SDGsに関係ない方向に行ってしまいました。反省です。
・プロモーションは他社と協業したかった。
・チームワークや意志の統一が大切だと実感しました。
・チーム間でここまでの違いがなぜできたのか、気になりました。
・ゲームの攻略とSDGs思考の紐づけが難しく感じました。

2つ目の問い
「自身のチームから見て、最も優れていたと思うチームを1つ選んでください」
「自身がこの体験会で得られた一番の気づきは何でしょうか」

・最も優れているチームについては、理念行動ができていてブレない経営をしていた会社、役割分担がしっかりされていて優れたリーダーがいたと想像できる会社などが上げられました。
・一番の気づきについては、組織のパーパスと個人のパーパスの共鳴、売り上げ追求だけではうまくいかない、アウトサイドインという考え方を実際に企業行動に落とすことの大事さと難しさに気づいた、無計画に進めるのと、チーム内で合意をとって行うのとでは、ゲームの結果と関係なく、自身の気持ち的にも全然違うと感じました、などの意見が寄せられました。
・他の企業と組むときに、「自社の経営資源を出して対価を受け取って終わり」ではなく、
 「連携して利益の分配を受け取るまで長期で連携する」ことも選択肢の一つであることがわかりました。一番の収穫でした、という声もいただきました。

回を重ねるごとに、内容も、皆さんからの気づきのご意見も、より深く、広く、多様になっ
ていると実感しています。
「体験ワークショップ」に何度も参加され、自分のものにして頂けますように。
そしてさらに、「公認ファシリテーター養成講座」を受講され、SDGsアウトサイドイン・
アプローチを広めていって頂ければと思います。

参加された皆さま、アンケートへの詳細なご記入ありがとうございました!
頂きました貴重なご意見をもとにさらに発展させていきます。

ご質問やご相談を頂きました皆さまには、個別に対応させて頂きます。
また公認ファシリテーターの皆さま、ご参加ありがとうございました。アウトサイドインビ
ジネスゲームを一層ご活用願います。

ご受講の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

▪今後の「体験ワークショップ」・「養成講座」の開催はコチラからどうぞ。
公式ホームページ/https://outside-in.jp/events/
体験ワークショップ・養成講座専用ホームページ/https://next.outside-in.jp/

※参加・体験型講座であることをより的確に表現するために、名称を「体験会」から「体験ワークショップ」と変更します。今後「体験ワークショップ」としてご案内させて頂きます。