【養成講座実施レポート】7月18日(火)開催:「SDGsアウトサイドイン」・「ESG/SDGsグレートリセット」公認ファシリテーター養成講座 実施レポート

皆様こんにちは!

7月18日(木)オンラインで、「SDGsアウトサイドイン」・「ESG/SDGsグレートリセット」公認ファシリテーター養成講座を開催しました!

養成講座では、下記2つの公認ファシリテーターとなることができます。

①「SDGsアウトサイドイン」ビジネスゲーム
②「ESG/SDGsグレートリセット」ビジネスシミュレーション

「SDGsアウトサイドイン」ビジネスゲームは、SDGsに企業が取り組むため、国連が公式に発行した「SDG Compass」記載の社会課題解決の手法、「アウトサイド・イン・アプローチ」を体験できるビジネスゲームです。公認ファシリテーターは、実際にカードを使用し、多くの方へ学びを提供する「ファシリテーター」として、事業とアウトサイドイン・アプローチの関係を理解し、日々の仕事で実践することを伝え、自らも実践します。

「ESG/SDGsグレートリセット」シミュレーションは、日々の仕事の中で行う意思決定(判断)に、ESG/SDGsを実践することを体験できる「SDGs/ESG×経営シミュレーション」です。公認ファシリテーターは、日々の仕事や習慣からESG/SDGs視点で事業に取組むポイントや、気づきを促す役割を持ち、研修などで、ESG/SDGsに依る意思決定の学びを提供することができるようになります。

本記事では、体験会で講師を務めたファシリテーターの渡辺徹(わたなべ・とおる)さんにインタビューし、当日の様子や受講者の得た学びについてお伝えします!

1.講座受講中、受講者の様子はどうでしたか。
今回の養成講座は、研修会社の方に受講いただきました。たくさんの研修コンテンツを扱われている中、SDGsをテーマにしたゲーム型研修、それも企業にフォーカスした「アウトサイドインシリーズ」に共感され、受講されました。
養成講座は、ただ知識をお伝えするのではなく、参加者との対話も行いながら進めます。どのような課題感や期待をお持ちなのか、受講後に何を行うかをお聞きすることもあります。今回は、受講者の持つ課題を共有し、ポイントや解決策を共に考えるなど、関係性を築きながら行ったことで、リラックスして受講いただけました。また、講座の序盤には、「チェックイン」を行い、受講者の出身、最近嬉しかったこと、受講される背景や目的を聞くなど、関係性を築く工夫も取り入れています。

2.講座では、受講者にどのような学びをお伝えしましたか。
講座では、SDGsやESGの知識はもちろんのこと、公認ファシリテーターとしてワークショップ・研修活動を行う際のポイントや受講者との向き合い方もお伝えしました。
SDGsを企業が実践する際に重要な「アウトサイドイン・アプローチ」ですが、SDGsのことを全く知らない方へ突然説明しても理解されません。前提となるSDGsやサステナビリティの知識も合わせて、取組む意味などをわかりやすく伝えることが必要です。公認ファシリテーターとなって、SDGsの実践と活動を広げるためにも重要な学びとして、そうした知識をお伝えしました。
「ESG/SDGsグレートリセット」とも共通しますが、参加者に学びを伝えるばかりでなく、「自身で気づいてもらう」ことの技術やポイントもお伝えしています。実践を促す公認ファシリテーターとして重要な部分です。

3.講座では、受講者はどのようなことを身につけるのでしょうか。
受講では、「ファシリテーター(SDGsを実践する活動家)」として活動するポイントをお伝えしています。受講者が、ワークショップや研修を行うことを想定し、その時の参加者の背景や目的、「SDGsアウトサイドイン」と「ESG/SDGsグレートリセット」でどのように学びを得ていただき、日々の事業の取組みへと繋げてもらうと良いのかを考えながら、ポイントを身につけます。
一例を紹介しますと、ワークショップや研修で初対面の方が多かったり、参加者の関係性が浅かったりする場合があります。前述した「チェックイン」もそうですが、参加者たちの関係性を深める方法を知り、実践することで研修の効果が向上します。ワークショップ中の参加者個人や全体の様子を把握して適宜フォローを入れることで学びの質も大きく向上します。そうしたポイントをお伝えしました。

4.公認ファシリテーターとして、抑えたいポイントはどのようなところでしょうか。
公認ファシリテーターとして、やはり「SDGsを実践することに繋がるワークショップ・研修を行う」ことはポイントだと思います。知識を学ぶだけでなく、ゲーム型研修で擬似的に、「企業がアウトサイドイン・アプローチで社会課題を解決すること」を体験し、日々の事業に取り入れるメリットをお伝えすることで、SDGsの実践へつながります。「ESG/SDGs×経営」という視点は、さらに具体的です。日々の小さなこと(習慣)から「ESG/SDGs×経営」視点で判断することで、組織にESGが定着します。そうしたポイントは、公認ファシリテーターとして抑えたいですし、講座でもしっかりとお伝えします。

5.ファシリテーターとなる方へ伝えたいことはありますか。
「SDGsアウトサイドイン」も「ESG/SDGsグレートリセット」も、SDGsを事業で実践し、社会課題を解決することを目的としています。公認ファシリテーターはそのために、対外的にも自組織でも、自ら実践・活動する人たちを育てる仕組みです。そういったことへ関心のある方、課題感を持つ方、SDGs推進の入り口にいる方へはぜひ、お役立ちできると思います。ゲーム型研修であることの効果も、推進に大きく役立つと考えています。

まずは、毎月1回オンラインで開催している「体験ワークショップ」へ参加いただき、どのようなものかを体験いただくのが良いと思います。ワークショップの参加でも、SDGs推進・実践のための学びを得ることができます。ぜひ、参加をお待ちしています。

 

<ご案内>

直近の「体験ワークショップ」「養成講座」は下記の通りです。

・8月2日(木)13時30分〜16時30分(オンライン開催)
「SDGsアウトサイドイン体験ワークショップ」
〜社員研修と養成講座のための学び〜

・8月22日(火)10時〜17時(オンライン開催)

「SDGsアウトサイドイン」公認ファシリテーター養成講座

・9月7日(木)13時30分〜16時30分(オンライン開催)

「SDGsアウトサイドイン体験ワークショップ」
〜社員研修と養成講座のための学び〜

・9月21日(木)10時〜17時(オンライン開催)
「SDGsアウトサイドイン」公認ファシリテーター養成講座

※「ESG/SDGsグレートリセット」ビジネスシミュレーション養成講座の受講をご希望の方は
別途「お問い合わせ」からご連絡ください。

ぜひあなたも、公認ファシリテーターとなってSDGsを実践してみませんか!