【実施レポート】第7回 SDGsアウトサイドインファシリテーター養成講座 初のオンライン開催をしました!2020年4月25日(土)、26日(日)

アウトサイドイン公認ファシリテーター、新たに12名の皆様が仲間に!

 

皆さま、こんにちは!アウトサイドイン事務局です。

初めてのオンラインによる「ファシリテーター養成講座」の報告をいたします!

 

開催に向けて、運営チームは、何度も検討を重ね、考えられる準備を開催ギリギリまで行って臨んだ開催でした。

技術的なことはもちろんのこと、“リアル開催で、皆さんと共有できたあの臨場感、一体感をどのように提供できるか。“カードさばきの練習やワークショップのアイディア出しをどのようにお伝えするか”などが課題でしたが、チャットの活用、諸ツールの活用、動画の導入などを盛り込んでの開催、受講された皆さまにとっても、運営側にとっても大変充実した、内容の濃いものになったと感じております。

受講生の皆さまと、運営チームのみんなで作り上げた、まさに、チームプレイとの言葉がピッタリの養成講座となりました。

 

 

プログラム自体は、リアル開催と同様ですが、実施方法と諸ツール、所要時間、運営チームの人数などは、大きく変わりました。

運営チームは、メインファシリテーターの亀井さんはじめ、サブファシリテーター、テクニカルサポートメンバーが、見事にチームプレイを発揮してくださいました。

 

それは、例えば、養成講座メイン資料の「産み出したいもの」の下記図を用いて説明すると、

パソコンの画面で見えているのが「結果」で、これは水面下のチームプレイによる行動によるもので、その行動は、初めてのオンラインでの養成講座に受講しようと決断してくださった皆さまに、満足して頂こうとの価値観がもたらしたものと感じました。

 

この思いは受講された皆さまにもリアルタイムで伝わりました。

 

その様子を、チャットで書き込んで頂いた中から、双方向の様子を抜粋して紹介させて頂きましょう。

・快の一日に感謝!

・チェックインで自分がここにいていいこと、素直になれるように思うので、大切なことだと思いました。

・快の追求と、不快の回避が常に起こっていますね。

・このスライドはどんなイメージですか。

・一方的にティーチングする場合は、話す側の人が安心安全と思ってもらえればよいのでしょうか。

・チェックインとアイスブレイクの違いは?

 

等など、「全員参加」が手に取るように感じられる時間の連続で、

皆さまから思い思いに感じたことがチャットで書き込まれていきます。

 

メインのカードさばきである「カード準備と配布」、「ルール説明&デモンストレーション」などは、福井さんによる動画でのレクチャーを見て頂きました。

ゆっくりと、丁寧に指導して頂いている動画は、リアルと変わらないとの評価から、

オンライン養成講座は、画面に集中しての、五感で学ぶ時間であると言えるかもしれません。

 

「ワークショップのアイディア」は、3チームに分かれ、各チームにファシリテーターが入り、MURALを使って体験。一人ひとりのアセットとソリューションを明らかにし、そこから生まれる新規事業に知恵を出し合いました。時間がもっと欲しい!といった感もありましたが、限られた時間、環境での強制発想という演習でもありました。

 

長い時間を一緒に過ごして、いよいよ終了を迎える時間です。

 

皆さんからの最後のひと言では、満足感と程よい疲れとともに、充実の時間だったこ声が多数発せられました。

“少し心配して参加したが、リアルでの(体験会)開催よりも充実でした”との声も。

 

亀井さんから「コロナに折れない社会をどう創っていくか」とのお話があり、それぞれが考え、行動すべきテーマであることを胸に刻みました。

 

最後は運営チームの葉坂さんから、「30秒のファシリテーション」と題してお話がありました。30秒とは東日本大震災で救われた命の体験によるものですが、そこから「SDGsアウトサイドイン・ビジネスゲーム」が生まれたこと、そして、平時にあっては、ファシリテーションという手法が、ゆったりとひとり一人の考え方などを引き出していきますが、それが緊急事態(SDGsも緊急事態を解決する一つの手法)の時に、公認ファシリテーターは、どのような手法で臨みますかという問いを「30秒のファシリテーション」という命題でその比喩を示し、公認ファシリテーターは一人の社会起業家として、会社に所属していても、そうでなくても、社会起業家との意識で行動していきましょうとの厳しいお願いと、認定証の(エアー)お渡しで終わりました。

皆さま、ありがとうございました!