【実施レポート】第6回 SDGsアウトサイドインファシリテーター養成講座を開催しました!2020年3月1日(日)

アウトサイドイン公認ファシリテーター、新たに12名の皆様が仲間に!

 

3110時から、12名の参加のもと、SDGsアウトサイドイン・カードゲーム第6回「ファシリテーター養成講座」㏌東京を開催しました!(2020年3月1日)

 

アウトサイドイン・ビジネスアプローチは社会課題の解決を起点にしたビジネス創出を意味し、「アウトサイドイン」は「SDGコンパス」に記載されている公式用語です。

SDGsアウトサイドイン・カードゲームは、「SDGs×ビジネス」という企業セクター向けとして、世界をよりよい方向に変えていくツールとして開発されました。

アウトサイドイン養成講座のスタートから早いもので6か月ですが、企業がSDGsに取り組むのが当たり前との気風が時々刻々と進んでいると感じる中での開催となりました。

 

 

今日の講師は、中西さん、亀井さんに土肥さんが加わりました。

午前中は座学です。

はじめに、「自己紹介」から。恒例?となった誕生日が近い方からスタート。

”社会変革を起こしていく役割を担う同期生をよく知る機会です“と、中西さん。

12人のプロフィールを簡単にご紹介しましょう。

長年、海外で仕事に従事してこられた方、ローマクラブ「成長の限界」時代から取組んでいる方、SDGsエデュケーターの方、行政書士事務所を起こした方、社会福祉士を経て福祉の視点で取組もうとしている方、海外勤務を経て本社に戻りSDGs推進部署を担う方、国連地域開発センターで仕事をされる方等々、多彩なメンバーが集まりました。

自己紹介で顕著だったのは、体験会に参加して感じた「アウトサイドインカードゲーム」への期待です。養成講座の参加資格として、その前に「体験会」に参加していることが求められますが、その体験で“起業や新事業を産み出せる”、“ビジネスをバッググランドとする人間からするととても分かりやすい”等のお話が聞かれました。

そして、「ファシリテーターの心構え」、「製作の背景」、「ファシリテーターができること」等を確認していきました。

続いて、「SDGsが生まれた背景」、「SDGsは未来地図」であること。「Outside-inは企業に生まれた機会」であること。今までのプロダクトアウト→マーケットインの延長上にあるのではなく、社会課題解決を起点にしていること、すなわちアウトサイドインを理解しました。

それを自分事にする一つが社会課題カードをテーブルごとに読み、感想を交換し合うことで思考が深まり、ゲームの意味を理解し、目的が何かの理解へと進んでいきました。

「振り返り」がとても大事であることを、体得していきました。

 

 

午後の部は演習へ。はじめに午前の座学の振り返りを行いました。

“まずやってみましょう”と促すことがポイント、“なぜ前半と後半があるのか”、“振り返りがとても大切”、“未来の社会課題を想定する。これは外部分析をやったときに見えて来る”等々、今後に活かせる意見が行き交いました。

 

「ワークショップのアイディア」のあとは、運営事務局の葉坂さんからのお話しが。

皆さん、ご自分のプレイヤーカードを持って集まってきている。それぞれアイデンティティという視点、すなわち、“自分は何のために生きているか”そのテーマをもって、アウトサイドインに迫ると自分ごとがより明確になる。

さらに「経営戦略におけるデザイン」、「今を生きる人々の集合意識がこの社会をつくっている」等との話に聞き入り、あらためて「アウトサイドインカードゲーム」の役割を確認しました。

SDGsと事業戦略の統合からどんな事業機会を生み出すことができるか、ファシリテートを仕事とする方、企業内でその役割を担う方、それぞれに気づきや学びのある体験になったことと思います。皆さま、ありがとうございました!